マダム・ボランジェ基金 最優秀日本人審査員賞

4年前、マダム・ボランジェ基金、ジャパン・ワイン・チャレンジとインスティテュート・オブ・マスターズ・オブ・ワインは、ワイン教育の重要性を奨励することを目的とし、「マダム・ボランジェ基金 最優秀日本人審査員賞」を設立した。

マダム・ボランジェ基金は1987年に創立され、ワイン産業を卓越した最高水準へと推進することを使命としている。過去10年に渡ってこの基金は、インスティテュート・オブ・マスターズ・オブ・ワインの主要な後援基金の一つとして経済援助を行ってきた。また毎年行われているマスターズ・オブ・ワイン試験において、類まれなるテイスティング能力を認められた新たなマスターズ・オブ・ワインに栄誉あるマダム・ボランジェ基金メダルを授与してきた。

最優秀日本人審査員賞の候補者となるためには、その年のジャパン・ワイン・チャレンジに審査員として終日2日以上参加することが条件である。テイスティング最終日の金曜日に、各パネル・リーダーが前日までの4日間に際立った審査能力を示した日本人審査員の名前を挙げ、最終候補者はマスターズ・オブ・ワインのブラインド・テイスティング試験さながらのテイスティングに参加することになるのである。

第9回ジャパン・ワイン・チャレンジのマダム・ボランジェ基金 最優秀日本人審査員賞は、本田夏子氏が受賞した。本田氏は、マダム・ボランジェ基金の後援の下、オーストラリアのメルボルンで開催される、インスティテュート・オブ・マスターズ・オブ・ワインのサマー・スクールに参加する予定である。

最優秀日本人審査員賞 受賞

本田 夏子

私は、自ら経営する会社で自ら現地に出向いて、ワインを選定し、輸入、販売を行っているが、ジャパン・ワイン・チャレンジの審査員には今年初めて参加した。

初日は少し緊張していたが、最終点数が私の出した点数と一致することが多く、フライトを重ねるにつれ、自分の判断基準に対する自信を持てるようになり、海外の審査員とも色々なディスカッションもでき、一週間楽しく過ごすことができた。

マダム・ボランジェ基金賞の試験ではワインが8種類並べられ、問題用紙が英語で解答用紙は白紙という形式に戸惑ったが、8種類中7種類の品種と産地を嗅ぎ分け、優勝出来たことを大変光栄に、誇りに思う。振り返ると、1週間を通じて行ったテイスティングおよび2日に渡るマスター・オブ・ワインのセミナーが有益であり、海外のワインの資格(SWE米国ワインエデュケーター協会認定CWE・英国WSET認定Advanced Certificate)を持っていたことも、非常に役立った。

副賞である来年1月のマスター・オブ・ワインのセミナーに関しては、色々とフォローしてくださるリン・シェリフMWと、身近にアジアからMWを目指す方々、皆様の力を借りながら2年生に昇進出来るよう、今から準備にかかりたいと考えている。

準優勝 沼田 実


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